今だから語れる全国の整体師さんからの投稿体験談-2

整体師の安全管理

全国の整体師さんから貴重な体験談を投稿いただきました−2

骨盤力・整体スクール

会話に注意しています

私が現在伺っている患者さんは、癌、脳梗塞による半身付随、脊椎狭窄症など難病の方々ばかりです。正直申し上げて私の力ではどうして差し上げられない症状ばかりですが、皆様なぜか私を指名してくださっています。

患者さんに教えられ日々勉強の毎日です。先日、半年伺っている上記半身付随の患者様(87歳男性)が「動かなかったこの手が動いてきたんだ」と嬉しそうに報告して下さいました。(最初の一週間でよだれが止まったらしいです)倒れたのは2回で施術は2回めに倒れた時から半年経っていました。でも、患者様の懸命な姿に心を打たれ一生懸命「頭中心」に解してきました。

安全管理の面で私も常に心がけている事があります。それは、会話です。私も20年近く患者をやってきた経験で先生の何気ない一言で大きく傷つき、もうこの治療院には来ないと思った事もあります。

相手は自分が一番辛いと思っている病気の患者です。実際に私も治療してもらいたいと思った時は心が疲れ果てていて、その時の会話で調子が良くなったり悪くなったりしました。その時の事と学校で院長に注意されていた点を思い出して気をつけています。

 

院内で盗難事件

私の施術院で、盗難事件が起きてしまいました。当院は1階の角地にあり、入り口のドアもガラス張りのため、外から中がよく見える状態でした。

一般に外から全く中が見えない施術院が多いので、外から見えることを売りにしようと考えて、特に夜は丸見えの状態のまま営業していました。当然、施術をしている様子は見えないようにして、貴重品を入れるカゴも部屋の奥に用意しています。

ところが、ある常連の患者さんが、入り口を入って直ぐの所にポンっとセカンドバッグを置いて施術を受けていたのです。その状態を外から見ると、ガラスが無ければ手を伸ばせば届く位置にバッグが見えます。

そこに、「ここは何時までやってますか~?」と言いながら、通りすがりの男性が入って来たのです。私は施術の手を止めて、立ち上がっただけで入り口まで行かずに
「予約制でやっていますので予約して頂けますか」と答えると、「あ~、わかりました~」と言って、その男性は去っていきました。

ところが・・・。

施術後に患者さんが帰ろうとすると、「バッグが無い!!」。先程の男性がコソドロだったわけです。

数万円が入っていたそうですが、何とか患者さんにはお許し頂き、警察の調べで盗まれた患者さんのカードを銀行で使おうとしている男がビデオに写っていたことも解ったのですが、バッグの盗難の場合には現行犯でないと逮捕できないそうです。

私の所は、その後は外から見えないように目隠し対策をとりました。外から見えれば、施術を受けようと思う患者さんには入りやすくなるのかもしれませんが、防犯上は良くないことだと痛感した事件でした。

 

施術後のお酒

四国で整体院を営んでいらっしゃる方から投稿をいただきました。開業1年半。消防団の仲間で30代後半男性、公務員、頚椎ヘルニアと腰痛で初来院、施術に満足して帰られました。

その日の夜は同じ消防団の総会で一緒に飲みました。宴が終わりかけの頃、彼の周りの仲間が私を呼びます。行ってみると、その日に施術した彼が、顔をゆがめて腰を押さえています。いわゆる「ぎっくり腰」の状態です。仲間からは「お前の所に行くとかえって悪くなる」とカラカワレマシタ。後日、先生より「施術後の深酒はもってのほか」とお叱りを受けました。その後、彼は来院していません。

 

ちょっとお尻に触んないでよ!

開業後3年の新米です、30歳代の女性、

腰痛の治療で腰の部分を中心にほぐしていました。当然臀部にも触れなければいけないので、声をかけてからお尻に触りました、するとその方が「ちょっとお尻に触んないでよ!」って怒り出したのです、そんなつもりは全くなかったのでびっくりしました。その方には事情を説明して理解してもらいましたが、いまでも女性のお尻に触るときは緊張します。

 

上腕に大きな内出血が青々と、、、

知人の母(83歳)の三回目の施術の時でした。いつもの様にニコニコしながらご挨拶をして、「その後の調子はいかがですか?」と軽くお聞きしたら、「前回やって貰ったところが内出血してしまいました。」と言いながら右腕のシャツを捲り上げると上腕に大きな内出血が青々と広がっていました。それを見た途端、私も顔から血の気が引いて真っ青。前回、右腕が痛いというので、よせばいいのに調子に乗って何回も同じところを施術したのを思い出しました。

先ほどの笑顔はどこへやら、私は必死に謝りました。「全然痛くもないし、じきに消えるでしょう。」という、お言葉で幾らか救われましたが、その日の施術は慎重の上にも慎重に行なったのは言うまでもありません。やはり、ちょっと慣れてきた頃が危ないですね。反省!

 

朝一の予約のバッティング

当日の朝に気がついて電話したけどなかなかつながらず、やっと連絡が取れ、謝り倒しました。そして時間をずらして来ていただきましたが、そこでも散々説教されました。

 

ヤバイ貧血になった!!

40後半肩こり自覚症状なし腰痛なしの知り合いの男性に、お試しで施術をやるつもりが、肩井にしこりを発見しこりを取ろうと必死になってしまったら、突然!!「ヤバイ貧血になった!!」 しばらく休んで全身やり終わった後、しこりが爆発してしまった感じで、肩が「パンパン」と言われました、謝り続け、翌日も謝りの電話をかけさせていただきました。今でも仲良く付き合ってますが、さすがに身体を触らせてもらえません。

 

前十字靭帯断裂 「やめてぇ~!!」とひと叫び!

前十字靭帯断裂の方、膝曲げると痛いと聞いていたのに、ストレッチで思いっきり膝を曲げそうになって、「やめてぇ~!!」とひと叫び…ひびりました。またまた謝り倒しでした。何とか他の部位で、納得していただけたみたいで何度か受けていただいております。

 

「いててててて!!」ゲッ四十肩って

四十肩の施術で、肩甲骨外縁の施術をと思い腰に手をまわそうと手を引っ張ってしまったら「いててててて!!」ゲッ四十肩って腰にも手が回らないんだ…とほほ…この時も謝り倒しました。施術後は、肩が軽くなって可動域が広がった気がすると…未だに予約なしです。

 

その場しのぎで言ってしまった

施術を終わった後で、ちょっと腰に違和感のあるような感じでした。何かの対応をすれば良かったのですが、『大丈夫です。治るでしょう』と、その場しのぎで言ってしまいました。「痛みは取れると思ってましたが..」ところが翌日電話がきまして腰が痛くなってきて動けなくなり、その後3日間寝込まれたそうです。1週間たって良くなったそうですが、話を聞いて恐ろしくなりました。

 

ギックリみたい

開業間もないころ、入口前の階段下からゆっくりと壁に手をついて人(お客様)が上がってきました。「先生、ちょっとギックリみたいなんですが、診てもらえますか?」という顔はすでに痛みに引きつっているようでした。

とりあえずあがってもらい問診をしたところ、昨日会社で痛くなったとのことでしたので、今日は腰を直接はあまり出来ませんがと前置きして施術を始めました。横になると少し楽になられたようで、肩甲骨から上・臀部から下を中心に施術を行い、最後に腰を少しだけ施術しました。昨日、痛めたばかりとのことだったので、最後に15分冷却をして立ち上がってもらおうとしたら、最初に来たときとほとんど同じような状態で全く痛みも取れませんでした。

急性期を過ぎて少し落ち着いているのでは、という判断の間違いだったのだと思います。「冷却だけをして安静にするように。」と言う勇気が何故なかったのかと思います。

 

翌日、肩が痛くなった

月に2回程度、身体の調子を合わせに来ていただいている女性の方が、「今日は身体が少し重い」とのことで、少し強めに当てました。当日は軽くなったとのことでお帰りになられました。

後日(3週間程して)来院されたときに、いつものように「この前はどうでしたか?」と聞いたところ、「揉み返しのようで、次の日に肩が痛くなった。」と言われました。開業して1年近くになるころで、揉み返しが殆ど無いということに「意味のない自信」を持っていたのだと思います。その日は「初心忘れるべからず!」という張り紙をバックヤードに張り出しました。慢心は本当に禁物だと思います。

この投稿に対しての読者からの感想

“揉み返し”私もやってしまいました。50代の女性、キャリアウーマンでバリバリの肩こり。「ウ~ン、気持ちい~ん」の言葉に乗せられて、知っている限りの肩の施術を全部やってしまいました。その時は、あ~、スッキリしたなどと言われて、内心ニンマリ。

でも、数日してお会いしたら、「あの翌日、全身がだるく起きられなくて夕方までねてました。でも、次の日はスッキリ爽快でした」と言われ、内心ドッキリ。反省、反省

この投稿に対しての読者からの感想

揉み返しのお客様は、最初の頃ではなくけっこう最近です。オハズカシイ。だからよけいに、ショックというか、ドッキリしました。

開業して1年以上が経過して、最近本当に・ホント~に「ム・ツ・カ・シ・イ」と思うことが多くなりました。開業当初と比べるとお客様からの情報が多くなったような気がして、整理をつけるのに時間がかかるというか、混乱してしまうというか、ポイントを見つけるのに必死という感じです。

僕の場合だけなのか、お客様は少しずつ良くなっていく方が多く、気がつくと「最初の症状はなくなっていた」と言われます。劇的に改善ということが目の前で起きることが少ないので、つい頭で考え込むことが多くなってしまうのかもしれません。

 

強もみ要求に毎回悩んでいます

週一ペースで施療している50代女性。この方の肩への強もみ要求に 毎回悩んでいます。

菱形筋と肩甲挙筋の肩甲骨に近いあたりの 境目を強く押してもらいたがります。そして、その要求に負け、ここ4週に渡り強もみをやってしまっています。もちろん、全身を一通り丁寧に整えた後ではありますが。

こちらの感触としては、充分にほぐれきっちゃったなというところまで、当て終えても、「全然届かないわね~、指があてられてる気がしないのよっ。貴方も悔しいでしょ?ねっ?もうちょっとだわよねっ?」と言われ、半分やけの様にいいと言われるまで押してしまいます。揉み返しについても揉み返しが大好きなのっ!と言われる始末で。

しかし、先日は終了後10分ご、鎖骨付近が急に苦しくなったと言われそれこそ”ひやりっ!・・;;”その方はバタバタ出かける間際だったので、「のど仏の周囲を押さえる」事だけ伝えておきましたが・・・。

このまま毎週毎週あんなに強く押していたら、何か弊害がおきそうで怖いです。毎回、意に反した施療をしていることに、悶々として帰ります。

この投稿に対しての読者からの感想

以前、お一人いらっしゃいました。とても苦い経験でした。「とにかく私は強くやってもらわなければいやだ!」という方でした。途中で「全く触っているのかいないのか分からない」というようなことを言われ、「これ以上は危険ですので、私のやり方が合わないようならここでやめましょうか?もちろん代金は頂きませんが・・」と言ってしまいました。「いいわ、続けて」と言われ最後まで施療を行いましたが、その方はその後来院はされていません。

お話を伺ったら胃を全摘出されたとかで、とにかくT10~L2くらいまでが毎日痛むとのことでした。体重は35kgくらいでご高齢の方でしたので、どうしても強く指を当てることは出来ませんでしたが、今でも良かったのかどうか考えてしまいます。

その方とっては、とにかくその日その時の癒しが欲しかったのでは?自分の施術方針を押し付けるのはエゴではないか?等等、時に自問自答してしまいます。

この投稿に対しての読者からの感想

やはり年配の70代の方で飛び込みで来られました、その方はとにかく体を揉んで欲しいとのことでした、普段もよく指圧やマッサージが好きでよく行くそうです。 肩に入ったとたんに「何なのそれ?私は普通に揉んで貰いたいのよ!」と言われました。実際には言いませんでしたが「僕はこのやり方しかしませんから、もし気に入らなければお帰りください」と本当に喉まで出かかりました。

気づかれないよう?に大きく深呼吸して気分を落ち着かせ「来てくれた人のニーズに答えなきゃ」とモヤモヤしたものを飲み込んで望むような形で施術したことがあります。ちなみにこの方は1回限りの来院で終わりました。午前中の出来事でしたのでその日1日は嫌な気持ちに終始しました。

 

手を洗って!

ご夫婦で呼んでくださるお客さんで、ご主人の後、奥さんを続けて施術しようとしたら”先生!!手を洗って!!といわれました。仲の良いご夫婦そうに見えても足の裏をさわった手ではやっぱりいやなもんですよね~。

ここが出張の盲点?なんて思ってしまいました。今では洗面所をお借りして必ず洗うようにしていますが、アルカリティシュも携帯しています。最近あまり汗をかかなくなりましたが、それでもまだかきます。続けて行う場合でもポロシャツくらいは着替えようかな~なんて思っています。清潔第一ですよね。

 

もみ返しがすごいと言われました

もみ返しがすごいと言われました。この時点で動~揺~。「ちょっときかせすぎちゃたようですね~」「すみません」と丁重に誤まりましたが。この方は肩を施術した際”ぜんぜんきかないからもっと強くして”という要望にこたえた結果・・・。もっと勉強しなければとつくづく反省。

 

名前を呼び捨て

お客様からの問い合わせのメールでうっかりして名前を呼び捨てにしてメールを送ってしまいました、しっかりチェックが入って返事が来てました、穴があったら入りたい! どうも大変失礼いたしました。

 

キチンと説明出来ない!

背中を触っていくと胃の後ろあたりが硬くなっていました。聞いてると胃の調子が悪いと言うことでした。胃が悪いとその後ろに当たる筋肉が硬くなるというのは、聞いた事が有るけど、どうしてそうなるのか分からず理論立てて説明することが出来ませんでした。

こういうことは、キチンと説明できるのと出来ないのとではお客様の信頼が違うと思います。自分の勉強不足に恥ずかしい思いをしました。

以上 貴重な体験談ありがとうございます。

 

冷や汗体験談を読まれて皆さんはどう思われたでしょうか?

失敗を認めることはとても勇気の要ること、ましてやその情報を提供していただいた勇気に感謝したいと思います
安全を管理していくには先ず失敗は失敗として認める勇気が必要です、失敗のなかから何かを学んで少なくとも同じ種類の失敗は二度と起こさないようにすることも大切だと思います。

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