今だから語れる全国の整体師さんからの投稿体験談。整体師安全マニュアル。

整体師の安全管理

全国の整体師さんから貴重な体験談を投稿いただきました。

骨盤力・整体スクール

待合室で気分が悪くなりそのまま、、、

整体院を開業して4ヶ月目になります。直接施術してヒヤリということではないのですが、一人でやっているとこんなこともあるんだというお話です。

その日は、予約やら飛び込みのお客様が多くて一人でてんてこ舞いをしていました。夜になってちょっと落ち着き始めたとき一人の年配の女性がいらっしゃいました。

ひどく疲れているようで、聞くと「肩が痛くて」ということでした。その時私は違うお客様を施術中で、ひとまず待合室でお待ちいただくことにしました。待っていただいてる間も、合間をみて様子を見ていたのですが、ひどく辛そうで、「もうすぐですからね」と何度か声をかけるたびに、うなずかれるだけでした。

さて施術のお客様も終わり、年配の女性をみるとどうも様子が変で呼吸も荒くなっています。「大丈夫ですか?」と声を変けると「肩が辛くて」といったきり目を閉じてしまいました。

さて「どうしたものか?」と思案していると、その女性が突然嘔吐を始めました。こちらは何がなんだかわからないまま、その女性から何とか自宅の連絡先を聞いて、ご家族のかたに来ていただきました。こちら

まいます。 は状況を話して「体にまだ一切触れていない」との説明をさせていただいたところ、ご家族の方は「ご迷惑をおかけしました」といって、抱えるように帰っていかれました。何がなんだかわからない状況で・・。 後日聞いたところによると、その女性は結局心筋梗塞で、そのまま入院されたとのこと。あのままの状況が続いていたら と思うとヒヤリどころの話ではありません。一人で施術をしていると、いろいろな方が来られ対応に追われますが、このケースを教訓にいろいろな面で細心の注意を払わなければいけないなと自戒する毎日です。

以上 貴重な体験談ありがとうございます。

 

欲をかいた為に!

先日自転車に乗っていると道の凹凸が頭に響き、後頭部が痛いという女性を診ました。 ためしに肘を曲げ、腕を振ってもらうと同じ様に痛むと言います。上部胸椎に若干の変位が見られたので矯正しようと思い、矯正しやすくする為に周辺の 筋にほぐしをいれました。するとそれだけで、症状は軽くなったようでした。 そこでやめておけば良いのに、症状を完全に取ろうと矯正を入れたところ悪化してしまいました。聞けば最初の状態が100だとすると、ほぐした後は10にまで軽減し、矯正を入れた結果70までもどったそうです。欲をかいた為にもったいない事をしてしまいました。みなさんでしたらどうしますか?

以上 貴重な体験談ありがとうございます。

 

カイロの練習中に「ボキボキ」「ううううううう」

手技 -カイロ-  両側横突起豆状骨(捻じり)矯正法

私は学校でPNFの授業をして受講しております。最近はPNFを使ったものではなく、一部カイロを取り入れているようです。そんな授業のある日でした… たまたま、手技の一部に、両側横突起豆状骨(捻じり)矯正法を使い、胸椎にアジャストする手技がありました。「PNFに関係ないじゃないか。なぜ検査もしないでこれをしなければならないんだ。」と思いましたが、なんの気なしにやっていました。私は全然できなかったのですが、ある日のことです。たまたまうまく(皮膚と関節の)遊びがとれ、「これはうまくいきそうだな」と思いながら、胸椎に捻じるようにアジャストしました。

「ボキボキ」と私にも周囲の人にも聞こえる音がしました。「よっしゃ成功だ。」とおもいました。が次の瞬間…

< 「ううううううう」

という奇妙な声とともにお客様の女性が動けなくなってしまったのです。(周りからは冷たい視線が…)私は、何が起こったのか分からずに呆然としてしまいました。女性はおなかを押さえて苦しがっています。「脊柱か肋骨を折ってしまったのか。」と思い、私ははじめてお客様を壊してしまったと思い真っ青になりました。

-3分後-(その間真っ青になりながら必死に謝罪しました。)

お客様は元に戻りました。どうやら最悪な事態は避けられたようです。聞いてみると脊柱、肋骨ではなくお腹がすごくひねられたような?状態になり動けなくなってしまったようです。 とはいったものの、お客様の不信気な目は忘れることはないでしょう。強く体重を乗せ、アジャストしてしまったために、お客様に不快な思いをさせてしまいました、皆さんもお気をつけ下さい。

あれからじっくりと考えました。やはり「あの事件は偶然ではない」と思ったのです。

①当日は一週間前から睡眠不足だった。(当日は頭が朦朧としていた)

治療家を志すのであれば、体調管理は大事であるとあらためて思いました。やられているお客様はこわくて身をまかせられないでしょう。さらにどうしても技術の精度が落ちます。

②なぜ理由もなくアジャストしたのか(これは学校の先生がやれと言ったので仕方がない面もあるが…)

「胸椎の7番は胸椎の回旋において重要である。」と講師の先生が言いました。確かにそのとおりです。ただし、そのためになぜアジャストしなければならないのか?何も検査もしないでアジャストせよというのはどういうものでしょう。 さらにアジャストによって回旋がよくなるのかはなんの説明もない。「この手技をやればいいんだ」という軽はずみな考えでした。どの箇所にアプロ-チするのか。各人によって違うはずです。先生と皆は適当にアジャストしていました。皆それが正しい教えであると信じていました。 但し、それでも私にカイロの知識があったならば、突っぱねる勇気が必要だったのです。

やはり事件は起こるべくして起こるとおもいました。あのアジャストしたときの「バキバキ」とした感触、お客様のくるしそうな顔は生涯忘れることはないでしょう。

~その後~

お客様の女性には、後日もう一度丁寧に謝りました。向こうも「わざわざご心配してくれてありがとうございます。別になんともないし、もう大丈夫ですから。」と言ってくれました。

以上 貴重な体験談ありがとうございます。

 

痛みが再発!

40代の女性で、左股関節が痛み、歩くこともじっと寝ていることも辛い方が来ました。寝かせると、左股関節が外旋右股関節が内旋してしまう。寝不足で全身がパンパン。どこを押しても痛がり、痛みに対する恐怖でがちがちに緊張してしまう。

1回目に臀部、ハムストリングをゆるめると痛みが楽になり、感動して毎週来てくれるようになりました。4~5回の施療で、一進一退しつつも、少しずつは進展していました。それなのに、私はそこで逆効果の施療をしてしまったのです!

お腹を押すとしくしくと痛みがあることから、内転筋の問題が大きいのでは、と思い、内転筋重視の施療をしたところ、次の日から痛みが再発!最初の状態に限りなく近づいてしまったそうです。それでも、彼女は私を信頼してくれていたので、好転反応と思って我慢していたらしい。1週間後に痛みが再発したことを聞いたときは冷や汗かきました。

骨盤後傾の施療に切り替えたところ、徐々によくなりました。今でも通って戴いてくれています。痛みはだいぶ消えて、ゴルフが出来るようになるのを目標にしています。それにしても、信頼していてくれたからよかったものの、もし初診の方だったら・・完全に判断ミスでした。以後慎重に見るようにしています。

 

しばらく起きられなくしてしまった

20代の男性。汚血がたまっていて、背中などぶよぶよとしていました。首、肩、腰と辛いのですが、痛がるので追い込むことが出来ず。施療後数時間で元の状態に戻ることもあり、少々困っていました。ある時、もしかして追い込みが足りないのかもしれない、と思い、基本手技のあと、小腸経、膀胱経、腎経などを「相手が悲鳴を上げるほど」追い込んでしまいました・・・施療後、ぐったりとしてしまい、しばらく起きられなくしてしまった・・・ うまくいかないからといって、施療者は間違っても焦ってはいけませんね。

以上 貴重な体験談ありがとうございます。注)一部匿名性を保つ為に原文を修正してあります。

 

私は無力でした。

私は現在、あるクイックリフレッシュのお店で働いているのですが、そこはマッサージだけでなくカイロのコースも有りそちらを選ぶ方も大勢います。まだ駆け出しの私ですが、腰痛や肩こり首こりの方に対して骨盤・脊柱の矯正やマッサージ等でそれなりに結果を出してきました。

しかし先日カイロ希望でこられた20代後半の女性の方に対して私は無力でした。

症状としては首と腰が痛く肩がこって辛いと言うので、取り合えず脊柱・骨盤の検査をした所、動きの悪い脊椎が多数ありどこから手をつければ良いのか解からない状態でした。

それでも何とか、症状の根っこに当ると思われる脊椎に目星をつけて矯正を施そうとしましたが、その方は、身体が非常に柔らかく矯正のポジションが取れません。結局色々試みているうちに時間ばかりが過ぎてほとんど何もする事が出来ませんでした。

それでも肩を回した時、棘上筋の部分が激しく痛むというので上腕を等尺性の外転運動を数回させる事でその部分の痛みを取ることが出来ました。(効果の持続は望めないでしょうが…)そしてその部分だけですがようやく結果を出す事が出来たのでそこでお帰り願いました。が、与えられた時間は大幅に過ぎていました。その時、自分の技術と見立ての未熟さを痛感し、その後の数日間、悶々とした日を送りました。

以上 貴重な体験談ありがとうございます。
注)一部匿名性を保つ為に原文を修正してあります。

 

首が激痛と共に動かせなく

40歳台の男性、首のヘルニア、首をほぐそうとするとピリピリと神経に触れるような痛みが走ります、虫歯を削るときのような痛みです、その他肩甲骨の外縁にも痛みを抱えています。 全身を施術した後に首を触り始めるが、ある一ヶ所のみがピリピリくる、また首筋全体に渡ってほぐそうとすると、何故か太腿の前側がゾクゾクと響きだしてきます、苦痛を与えないように注意しながら丁寧に首をほぐしていくと(特に耳の下に付着している胸鎖乳突筋をほぐした)太腿の響きは取れてきました。ヘルニア部分のピリピリ感も少しずつですが取れてきています。

このような感じで施術を繰り返してきましたが、一進一退を繰り返すのみで結果が出ない、また首の部分のピリピリ感は日によって増悪したりもするそうです。このお客様は医師の検査も受けられましたがそこでは手術を薦められたそうです。しかし手術をかたくなに拒んでおり先輩の元に通う日々が続きました。

10回目の施術のときに焦りが出てしまったのかヘルニア部分に無理な力を加えてしまったそうです、首が激痛と共に動かせなくなりました、施術のミスを詫び、テーピングで固定して帰宅、その日の夜に電話がありヘルニア側の腕が紫色に変色してきた、直ぐに当時の師匠に連絡をとり2人でお客様宅に伺うことにする、ビワの葉でシップを行い今後の対応を話し合い、先ずは医師の精査を勧める。

幸い腕の変色は翌日には引き始め1週間ほどで完治しました、医師の検査診断の結果、手術か保存療法を勧められました、お客様は保存療法を選択。その後施術を師匠が受け持つことになりました、お客様はこのような事故が起こったにも関わらず我々に身を任せたのは、強い信頼関係があるからだといったことを言っていただけました、この時はさすがに先輩も涙したそうです。 焦りは絶対に禁物、お客様との信頼関係は宝物だと言うことを身をもって知った一件でした。

以上 貴重な体験談ありがとうございます。

 

両親を相手に”ポキッ”

私がまだ駆け出しの頃、両親を相手に練習をさせてもらっていました。
両親共に肩こりで、苦しい思いをしていたので”気持ちいいね”の一言で気分も良く、親孝行も兼ねて施術をしておりました。そんな時、うつ伏せになっている背中から圧を掛けた瞬間、”ポキッ”と乾いた音が・・・。

肋骨が折れたのです。その後、親は2ヶ月位苦しむ事になってしまいました。 年配の人には十分気を付けていたのですが、相手が親という事もあり、”気持ちいいね”の一言で調子に乗ってしまったのでした。この時は、親で良かったと内心思いながら、青くなり、反省をし、後の施術には細心の注意を払っております。

以上 貴重な体験談ありがとうございます。

 

冷や汗体験談を読まれて皆さんはどう思われたでしょうか?

失敗を認めることはとても勇気の要ること、ましてやその情報を提供していただいた勇気に感謝したいと思います。 安全を管理していくには先ず失敗は失敗として認める勇気が必要です、失敗のなかから何かを学んで少なくとも同じ種類の失敗は二度と起こさないようにすることも大切だと思います。

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